こんにちは、管理のしろたです。
前回のブログでは、「採用は恋愛に近い!?トレタの人事が大事にしていること」と題して、トレタの人事チームや採用において大事にしていることをご紹介いたしました。ブログに対するフィードバックをいろいろといただき、今回は選考での具体的な取り組みやベンチャーゆえに考えていることについて書いてみたいと思います。

採用における「すり合わせ」

トレタの採用では「自分たちと波長があうかどうか」を大事にしていると書きましたが、相性のよさで採用したい!入社したい!と心の中では盛り上がっても、ふと現実に戻って「応募者が取り組みたいこと(自発的動機)」と「会社が実現したいこと(会社の存在意義)」とのベクトルがあうかどうかを、お互い見極めることになります。

そのベクトルの確からしさという視点から、応募者が取り組むための裏付けとなる
経験やスキルを確認します。トレタではそのサービスの性格上「現場理解」を大切にしていることもあり、「実務に裏付けられた課題解決」や「自分ごととして考えて自主的に動ける」、「相手に伝えるために言語化できる」といったことを大切にしています。 

転職は長い人生における大きな転機。
会社が判断する場であり、応募者が判断する場でもあります。選考を通じて、自分が本当にやりたいことを見つめ直すプロセスとしてじっくり考えて、悔いのない選択をしてもらいたいと、心から思います。
 

ベンチャーで働くうえで大事なこと

そして、すり合わせで考慮するもう一つの点として、トレタはベンチャー企業です。応募者の中には、大きな会社にいた方も多くいますが、ベンチャー企業で働くマインドとして、

・この先どうなるかわからない「不安定さ」

・臨機応変、ざっくり、あいまいな「不完全さ」

・既存勢力の圧力や大人のルールといった「不条理さ」

そんな状況を前向きに楽しめるかどうかが、意外に大事なことかなと思います。

トレタも事業をつくっている途上で、資金調達している状況ですが
、そういう不安定な状況だからこそ、考えて悩むその真剣さが違いますし、挑戦する意欲や当事者意識が生まれてくると思います。みんなそうですが、安定を得ると、守ることを大事にし失敗しないようにという思考が強くなり、今までやってきたことを変える必要性の意義を考えたり、新しくやることに「お手並み拝見」な風土になったりします。

また、成長過程の組織で完全性を求めて
硬直的な仕組みやルールをつくると、それを守ることに注力します。仕組みやルールがあるとそれを守ればいいので楽です。しかし、一旦つくるとそれを変えることには勇気が必要で、ゼロから仕組みをつくるよりも力も調整もより必要になります。また、不完全だからこそ補い合い、支えあう意識も生まれる、あえて不完全にして柔軟さをつくることが必要だと思います。

インタビューで必ずたずねること

そんな相性やベクトル、ベンチャーへの耐性を確認するために、僕は2つのことをたずねています。

・これまでで一番失敗した経験は何か?

・内定が3社から出たと仮定して、1社を選ぶためにどのようなものさしで決断しますか?

前者は、失敗した内容よりも、失敗をどのようにとらえて、どのように行動したかを確認するためです。ベンチャーでは限られた資源で、スピード感もって判断し行動しますので、チャレンジして失敗することは仕方ない、前向きなものと思います。その失敗をひきずるのではなく、失敗から何を学び、どのように対処したかが大事だと思います。
 

後者は、転職という人生における分岐点において、その人が最後に大事にするものさしを確認するためです。インタビューでいろいろなことを聞く過程で、その人の人となりをみていきますが、最後に決断する、いかに残りの選択肢を切り捨て断るかを迫られたケースでどのような判断をするかは、その人が本当に大切にしていることがリアルに現れるのではと思います。
 

これは個人的なコメントですが、キャリアプランについてよく逆質問をうけますが、実はこれまでしっかりしたプランを考えた経験がありません。必要とされていることに対して意気を感じ、その期待に応えていくべく、いま目の前にあることに一心で挑戦を積み重ねていくことで、結果として辿った経験が道となっていく、その過程を誰かが見てくれていると信じています。 

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