¡Hola! セールスのアンドレです。

本シリーズ、小説やエッセイなど読み物に限るとは宣言しておりませんでしたので、美味しい映画のご紹介をいたします。

映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』 

 
シェフ 三ツ星フードトラック始めました [SPE BEST] [DVD]
ジョン・ファヴロー
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2015-12-25



『アイアンマン』の監督、ジョン・ファヴローが主演も務める映画です。タイトルからしてそりゃ美味しい話なんだろうとお思いでしょうが、ちょっと大方の予想とは違うかもです。タイトルから予想できるそれだけの情報を握りしめてご覧いただき、途中からは能天気な展開を、頭空っぽにして楽しむことをお勧めします。
主人公のふくよかなおっちゃん(あの厚みが割とタイプ) は高級レストランのシェフなので、もちろん美味しそうなお料理は序盤にたくさん出てくるのですが、そんなことより私が最も感激したのは、パンにバター塗って焼いてるだけの映像でどうしてこんなにお腹が空くんだ、ということ。パンにバター塗って焼いてるだけ。観終わった後は鉄板でホットサンドを焼きたくなるので、ご用意を。もう一つ大事なことをお伝えしておきますと、鑑賞はイヤホン推奨です。

そして、この映画のすごいところは食べたい、だけじゃなく踊りたい、という欲求を最大限に高めてくれるところ。嘘だと思うでしょ。私は映画館で観たのですが、軽く席で座ったまま踊りましたよ。というのも、シェフの元奥さんのルーツがラテンアメリカ。そのお父さんはバリバリのキューバミュージシャン。これが大事な伏線となってサルサな展開が待っています。

サンドをかりっとかじれば香ばしいバターの香り、どこまでものびるチーズ、瓶飲みで勢い良く流し込むセルヴェッサ(スペイン語で、ビールのことです。劇中、子どもから飲んでいいの?と聞かれてこれはビールじゃない、セルヴェッサだから大丈夫だ、と主張するおっさんが可愛い) 。そしてほろ酔い気分で乗る、ラテンのリズム!

ところで途中、私のロバート・ダウニー・Jrがびっくりするぐらいの無駄遣いされてて、贅沢。そして何よりシェフの息子役のお子ちゃまが可愛くて、食べちゃいたい。

アメリカの料理評論家事情なんかも垣間見えたりして、私もレストラン時代に接客の経験がありますから、胃がきゅうっと痛くなったりもします。でも最終的にはハッピーで美味しくて、おばかさんなおっさん達が愛おしい映画なので、まずは何も考えずに観てくださいねー。

それでは皆さま、セルヴェッサの飲み過ぎにご注意をば。¡Buen provecho!