この夏、中目黒の閑静な住宅街で、ちょっとユニークなレストランが開かれていました。
「summer supper」。直訳すると「夏の晩餐」。
その店名のとおり、この夏の2カ月間だけ営業された期間限定レストランです。

この「summer supper」の企画・プロデュースを手がけたのは、田中開さん、26歳。通称「カイくん」。
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新宿ゴールデン街にあるレモンサワー専門店「The open book」のオーナーで、人呼んで ”レモンサワー王子”。
そして、直木賞作家・田中小実昌さん(と聞いてピン!と来る人は、まあ明らかに年齢高めですね)のお孫さんでもあります。

昨今のレモンサワーブームを引っ張ってきたといわれる田中さんが仕掛けるレストランとあって、summer supperにはオープン前から熱い視線が注がれていました。

しかも、シェフを務める吉野勝二さんは、フランスのさまざまな名店で修業を積んだ新進気鋭の若手シェフ。
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帰国後、麻布十番の「ビストラン・エレネスク」で腕をふるって、広く注目を集めている方です。

そんな吉野さんと田中さんが、ふたりで日本全国に食材探しの旅に出て、地方地方で出会った郷土料理にヒントを得たオリジナルのフレンチが提供される、というのがsummer supperの最大の呼び物。わずか2カ月間という特別感とメニューのスペシャル感が相まって、連日、予約でいっぱいになりました。

お店のオープンは7月6日。たった8席の小さなお店ながら、当初から「トレタ」を利用して、ウェブで予約をとっていました。
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田中さんによると、

「店に電話がないんですよ。期間限定っていうこともあって。だから、予約はウェブだけで受け付けることにしたんです。ただ、知り合いや友人たちからの予約は、個人ケータイで受けたりしてましたけどね」

とのこと。ちなみにウェブ経由での予約は全体の約75%で、残りは友人・知人関係の予約だそうです。もちろん、開放している席は、ほぼ100%予約で埋まるので、予約なしでの来店客はゼロ。

ただし、リスクがなかったというわけではなかったようで。
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「いちばん怖かったのは、No Show(無断キャンセル)。じつは、オープンしてすぐに2件あったんです。この店の規模だと打撃がハンパなくて」

何しろ、素材から調理方法まで徹底的にこだわり抜いた料理を提供しているだけに、平均客単価が高め。「だいたい13,000〜15,000円前後」というから、たしかにNo Showは結構なダメージです。せっかく各地から集めてきた新鮮な素材もムダになってしまいます。

そこで、われわれトレタが、ちょっとばかり応援することにしました。

トレタには「トレタペイメント」というサービスがあります。
これは、クレジットカード決済機能を「トレタ」にプラスしようというもので、現在のところ、予約と同時に前受金(保証金)を預かることができるという「デポジット機能」がリリースされています。

そう。この機能を、summer supperの営業期間中にかぎり、とくべつに無償で提供することにしたわけです。

予約時に一定額のデポジットを預かることは、No Showの「抑止力」になるはずですし、万一のドタキャンのときにはデポジットをそのままキャンセル料金として受け取って、ダメージを軽くすることだってできます。

「ぼくたちヨーロッパのほうにも旅に出かけたんですけど、あちらのレストランだとデポジットって当たり前なんですよね。だから、そういう仕組みがあるんならぜひ!って」

そんなわけで、8月某日、わたしたちは「トレタペイメント」によるデポジット決済の導入説明のため、中目黒のsummer supperにお邪魔してきました。

導入説明を担当するのは、セールス&マーケティング部の飯山真帆(通称・まほまほ)。
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「デポジット予約は、たとえばクリスマスやイベントの時だけを対象にしたり、日付がだいぶ先の予約や人数が多い予約だけを対象にしたり、細かく設定することができるんですよ」

「デポジットでお預かりする金額は自由に設定できます。実際にキャンセルがあった場合、事前にご連絡があった場合は返金することができますし、NoShowの場合は全額徴収することができます」

などなど、トレタのデポジット決済の仕組みや設定方法を、まほまほは懇切丁寧に説明していきます。
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聞いてます?
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ちょっと、こちらが不安になってきました。

「なにか質問はありますか?」

と、まほまほが問いかけると、田中さんは、

「や、だいじょうぶです!」

と請け合うのですが……。

本当に大丈夫なんでしょうか。いささか不安を感じつつ、デポジット決済の仕組みの設定が完了しました。

さて、実際の効果ーーとりわけ、デポジットという仕組みの採用について、お客さまからの反応はどうだったのでしょうか。
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(後編につづく)

レポート:広報・コミュニケーション室 こばやし